コーヒー
コーヒー、コロンビアエメラルドマウンテン、ややビター、苦味と甘み、焦げ感は舌の奥でまろやかに変わる、湯のまろみ
蒸気に曇るガラス
コロナに騒ぐ街
ジャズをきく昼
太陽はいつも燃えている
宇宙には巨大な暴力が渦巻いてる
なぜ燃えるか理由なんてない
近づけばバラバラにされるただそれだけ
たまたま何億年か離れて存在して今があるだけ
いまこうしていること自体が誰かの気まぐれ
知恵に近付いてると思いたい
知らないことが果てしなくあるとしても
襲いかかる様々なことを何とか出来るんだと信じたい
そうでなければ僕たちはどこかの恒星と同じただ消えていく燃えさしの蝋燭?
ただいまを燃えるだけのひとひらの炎
やがてクォーク?に散ってゼロに戻るただの現象
チンケなまぼろし
我々の増殖
自己保存本能
笑止?
我々の闘争
我々に連なる?我々を数え切れないほど超克した我々の自己保存の代弁者が知恵を開き宇宙を超えるんじゃないか
宇宙をコントロールするんじゃないか
それだけが漠然とした不安にこたえを出すんじゃないか